シュコダ自、09年販売台数は12%減

独自動車大手のフォルクスワーゲンが11日発表したチェコ子会社シュコダ自動車の2009年世界販売(中国での合弁会社による販売を除く)は、前年比11.9%減の55万2,000台に大きく後退した。売上高も11.7%減の71億ユーロに低迷。営業利益は販売減に加え為替差損が増えたことで、64.1%減の2億300万ユーロに落ち込んだ。

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ただ、中国生産分を含む世界生産では1.2%減の66万8,806台を確保した。主力モデルの「オクタビア」は17%減の29万4,020台に落ち込んだが、ファミリー向けの中型車「スペルブ」が5万2,361台とほぼ倍増。小型車「ファビア」も6.4%増の26万562台と好調だった。

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地域別では、ドイツ、ポーランド、中国市場向けの出荷がそれぞれ過去最高を記録したという。

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