ドイツ政府はディーゼル微粒子除去フィルター(DPF)の後付けに330ユーロを助成する。対象となるのは、乗用車と総重量3.5トン以下の軽商用車。乗用車には総重量3.5トン以下のキャンピングカーも含まれる。当該規定は5月12日付の連邦官報で告示され、13日に発効した。申請は6月1日から受け付ける。乗用車は2007年1月1日より前に新車登録した車両が対象となり、2010年1月1日から2010年12月31日までにDPFを装着したことが条件となる。軽商用車は2009年12月17日より前に新車登録した車両が対象となり、2010年5月13日から2010年12月31日までにDPFを装着しなければならない。政府は助成制度の延長によりDPFの装着を促し、健康や環境に有害となる物質の排出を抑制する。予算は16万台分で、先着順に付与される。
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