スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは18日、インド南部バンガロールに新工場を開設したと発表した。同社にとってインドで4カ所目の生産拠点となる。
\新工場はエアバッグとシートベルトを生産するほか、衝突試験設備を備えたセーフティーセンターを併設。小型車に特化した安全性テストや製品開発をサポートする。
\オートリブは1991年に地場系IFBシーティングシステムズと合弁会社オートリブIFBを設立してインドに進出。同国で自動車安全システムのトップサプライヤーとなっている。主要顧客にはマルチスズキ、マヒンドラ、タタ、トヨタ、現代、フィアット、フォード、ゼネラルモーターズ、日産などが名を連ねる。今年はインドで前年比36%増の1億米ドルの売上を見込む。
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