自動車の査定価格情報を提供している英Glass’s Guideは電気自動車の残存価値について、従来の内燃エンジン搭載車に比べ大幅に下落する恐れがある指摘している。標準的なEV用バッテリーの耐用年数は8年にとどまり、交換に8,000ポンドの費用がかかるためで、リース契約ではなく車両とバッテリーを現金購入した場合、特別な保証がなければ5年間使用した車両の残存価値は10%に低下するとしている。従来の内燃エンジン車では同じ使用期間で25%の残存価値があるため、残存価値の低下がEV購入を決める際のネックになると指摘している。
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2010/6/25
欧州自動車短信
電気自動車、残存価値の低下が課題
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この記事の要約
自動車の査定価格情報を提供している英Glass’s Guideは電気自動車の残存価値について、従来の内燃エンジン搭載車に比べ大幅に下落する恐れがある指摘している。標準的なEV用バッテリーの耐用年数は8年にとどまり、交換に […]