フィンランドのバッテリーメーカー、ヨーロピアン・バッテリーズはこのほど、同国のバルカウスに建設していたリチウムイオン電池工場を稼働させた。新工場の生産能力は年100MWhで、電気自動車約3,000台分に相当する。すでに生産能力を3倍に引き上げる計画も検討されている。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると従業員数は現在、65人。
\新工場の設計・建設は独プラントメーカーのM+Wグループ(旧M+Wツァンダー)が受注した。生産工程で発生した余熱を除湿や空調などに利用するなどしてコスト効率を改善する仕組みが導入されている。
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