欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2010/7/23

企業情報 - 自動車メーカー

VW、メキシコにエンジン工場建設の見通し=独紙

この記事の要約

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲンがメキシコにエンジン工場を新設する可能性が高まっている。同社はメキシコのプエブラ工場と2011年に完成予定の米チャタヌーガ工場に最新式のエンジンを供給する新工場を建設する計画。候補地 […]

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲンがメキシコにエンジン工場を新設する可能性が高まっている。同社はメキシコのプエブラ工場と2011年に完成予定の米チャタヌーガ工場に最新式のエンジンを供給する新工場を建設する計画。候補地は現在、米国とメキシコ北部に絞られてきたが、メキシコに軍配が上がる見込みという。同社のエンジン開発を統括するヴォルフガング・ハッツ氏が独経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにした。

\

VWは以前、米ペンシルバニアに工場を持っていたが、為替相場の影響や販売低迷を受けて同工場を1988年に閉鎖し、現地生産からの撤退を余儀なくされた経緯がある。VWは2018年までにトヨタ自動車を抜いて世界最大の自動車メーカーとなる目標を掲げており、同目標の実現には米国販売の大幅強化が不可欠とされている。

\
一般・技術・その他 (旧)
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |