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2010/12/17

総合 – 自動車産業ニュース

英国政府、低エミッション車購入支援の対象9モデルを発表

この記事の要約

英国政府は14日、2011年1月1日から始まる低エミション車の購入支援制度「Plug-In Car Grant」の対象となる9モデルを発表した。\ 同制度は走行1km当たりの二酸化炭素(CO2)排出量が75g以下のモデル […]

英国政府は14日、2011年1月1日から始まる低エミション車の購入支援制度「Plug-In Car Grant」の対象となる9モデルを発表した。

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同制度は走行1km当たりの二酸化炭素(CO2)排出量が75g以下のモデルを対象に、5,000ポンドを上限として購入価格の25%を助成するもの。ただ、同国では来年1月から付加価値税(VAT)が20%に引き上げられるため、一部のモデルでは助成金がVATとほぼ同じ金額になり、VATが免除されるに過ぎないとの指摘もある。

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■ 充電インフラ整備の助成対象地域も発表

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英政府は同日、充電インフラの整備を支援するイニシアチブ「Plug-In Places」についても、助成対象となる5地域を発表した。

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対象となるのは、東イングランド、ミッドランド、グレ―ター・マンチェスター、北アイルランド、スコットランドで、政府は総額2,000万ポンドを支援する。

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東イングランド地域のプロジェクト「EValu8」では290万ポンドの助成を受ける。同プロジェクトは、東イングランド開発公社(EEDA)、欧州地域開発基金(ERDF)、公的機関、民間企業なども支援しており、英政府の助成金を合わせてこれまでに計700万ポンドを超える資金が集まった。

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EValu8では2011年春から、東イングランド地域に1,200カ所の充電ポイントを整備する計画。小売店や公共駐車場、駅、住宅地などへの設置を予定している。さらに、ロンドンからノーフォーク北部、ミルトンキーンズからフェリクストウへのルート沿いにも充電インフラを整備する。これにより、東イングランド地域では2013年までに、ドライバーが25マイルの範囲内に充電スタンドを見つけることができる体制が整う。

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