欧州自動車工業会（ACEA）が12月23日発表した欧州連合（EU）の2010年第1～3四半期（1～9月）の域内自動車生産は1,260万8,169台となり、前年同期に比べ14.9％増加した。
\カテゴリー別に見ると、乗用車は第1四半期（1～3月）と第2四半期（4～6月）に前年同期比で2ケタ増となったものの、第3四半期（7～9月）は4.7％減少した。EU諸国で実施されていた新車への買い替え奨励金制度が終了した反動で新車販売が低迷したほか、依然として厳しい経済環境が続いていることが影響したと見られる。
\一方、軽商用車（バン）は3四半期連続で大幅な2ケタ増となった。ただ、世界的な経済危機が発生する前の2008年1～9月期と比べると28.8％下回っている。
\大型トラックは第1四半期に前年実績を下回ったものの、第2～3四半期は大幅に回復。2008年同期比では52.9％減にとどまっている。
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