フランスのタイヤ大手ミシュランがポーランド北部のオルシュティン工場に2,850万米ドルを追加投資する。2015年までに年産能力を現在の44万7,000本から55万8,000本へと31.5%拡大する。
\今回の投資ではタイヤ製造設備を3台導入し、トラクターの安定性の向上と乗り心地の改善を実現する「ウルトラフレックス」技術を採用したタイヤを生産する。製品の約95%を北米と西欧に輸出する計画だ。
\ミシュランは1995年にタイヤメーカーのストミル・オルシュティンを買収して傘下に収めた。ポーランド北部のバルミンマズール経済特区に工場を構え、4,300人余りを雇用する。
\ポーランド情報・外国投資庁(PAIiIZ)によると、ミシュランは2015年まで4,154人の雇用を保証している。今回の投資に伴い、新規採用も予定している。
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