仏PSAプジョー・シトロエンは18日、労働組合との賃金交渉第2ラウンドにおいて、3%の賃上げを柱とする提案を労組側に提示したことを明らかにした。
\PSAの提案は、一般工、事務系職員、技術者、スーパーバイザーの全職種について、3月1日から賃金を一律3%引き上げることや、最低保証給与を2.2%引き上げて年2万950ユーロにすることや夜間勤務手当の1.7%引き上げ、マネージャーのボーナス増額などを内容としている。
\PSAは提案について、「厳しい経営環境の中、従業員の要望に応えることと、仏国内の労務コストの競争力を維持するという2つの課題を調和させることを目指すものだ」と説明している。
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