蘭ナビゲーション機器大手のトムトムは14日、伊ランチアの新型「イプシロン」にポータブルナビゲーション・インフォテイメントシステム「ブルー＆ミー・トムトム・ライブ」を供給すると発表した。3月1日に開幕するジュネーブモーターショーで新型イプシロンとともに披露し、第2四半期から市場投入する。
\「ブルー＆ミー・トムトム・ライブ」のベースになっているのは、ランチアの親会社フィアットとマイクロソフトが開発した車載情報システム「ブルー＆ミー」にトムトムのカラータッチパネルPND（ポータブルナビ）を組み合わせた「ブルー＆ミー・トムトム」で、フィアットの「プント・エヴォ」に2009年8月からオプション装備されている。新型イプシロンでは従来のサービスに加え、渋滞情報サービス「HD Traffic」やスピード違反取り締まりレーダーの情報、天気情報、グーグルのローカル検索などをライブで利用できるようになる。
\また、｢イプシロン｣に供給するPNDには、トムトムとフィアット部品子会社のマグネティ・マレリが開発したクレードル（接続装置）が付いており、イプシロン以外のフィアット車でも利用できるようになっている。
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