スウェーデン自動車大手のボルボ は電気自動車(EV)「C30 electric」が大きな気候変化にも対応できるよう、氷点下20℃の環境で実証走行試験を実施している。同モデルは、車内用エアコン、バッテリーパックの温度調整システム、電気モーターおよびパワーエレクトロニクスの水冷システムの3種類の暖房・冷却システムを装備する。車内用エアコンはバイオエタノールを動力源としおり、14.5リットルのバイオエタノールタンクを装備している。また、バッテリーの容量が少なくなった場合、同タンクからレンジエクステンダー向けに燃料を供給する。ボルボは同モデルを2011年第3四半期から250台生産し、スウェーデンの官庁や公共機関などに販売する予定。
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