独フォルクスワーゲン(VW) の商用車部門であるVWヌッツファールツォイゲ(VWN)は、ハノーバー市などと共同で、軽商用車をベースとした電気自動車(EV)の路上実証試験に乗り出す。同市内の宅配・集配事業などにEVを提供し、都市部でのEV利用について信頼性を検証する。都市部の宅配車両の大半は、走行距離が一日当たり50km以下と少なく、慢性的な交通渋滞により燃料消費量も増えていることから、商用EVの普及に期待が寄せられている。また、都市部における宅配サービスは日中に限られているため、集配センターなどで夜間に充電できるメリットがある。
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