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2011/5/20

一般・技術・その他 (旧)

独デュル、パーカーエンジニアリングと資本・業務提携

この記事の要約

独産業設備大手のデュルは17日、パーカーエンジニアリング(東京都中央区)と資本・業務提携すると発表した。パーカーエンジニアリングが実施する第三者割当増資による新株を引き受けて同社に10%資本参加する。\ 両社は2009年 […]

独産業設備大手のデュルは17日、パーカーエンジニアリング(東京都中央区)と資本・業務提携すると発表した。パーカーエンジニアリングが実施する第三者割当増資による新株を引き受けて同社に10%資本参加する。

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両社は2009年から自動車用塗装設備の販売・設計・施工・サービスで協力関係にある。今後は、環境技術などで相互協力するほか、デュルは今回の提携を通して日本やアジア市場でのプレゼンスを強化していく方針だ。

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デュルのディーター・ラルフ社長は日本市場ついて、コスト効率が良く環境負荷の低い高性能の生産設備に対する需要があると指摘。中期的に日本市場の売上高を約1億ユーロに拡大できるとの見通しを示している。

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デュルはドイツの大手製造設備メーカーで、自動車業界向けの売上高が約8割を占める。2010年の売上高は12億6,000万ユーロ、従業員数は約5,900人。世界21カ国で事業を展開する。

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