英EVO、EV用レンジエクステンダーで独マーレと協力

英エンジニアリング会社のEVOエレクトリックは17日、独自動車部品会社マーレと電気自動車(EV)向けのレンジエクステンダーエンジンの開発で協力すると発表した。

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マーレがエンジンの開発・生産やシステムインテグレーションを担当し、EVOエレクトリックは発電機を供給する。

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同エンジンは4ストロークの2気筒エンジン(900cc)で、出力は30kW(4000rpm)。欧州排ガス基準「ユーロ6」に対応している。発電機含めた全体の重量は70kg。

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マーレは現在、英ノーサンプトンにある拠点でレンジエクテンダーを開発している。年内にプロトタイプのテストを開始し、2012年から車両に搭載して走行試験などを行う予定という。

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EVOエレクトリックは英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者が2006年に設立した。電気モーターや発電機などの開発・生産やエンジニアリングサービスなどを事業としている。これまでにジャガー・ランドローバー、ロータス、日産のほか、トラックメーカーやバスメーカーなどから受注した実績を持つ。

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