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2011/5/20

一般・技術・その他 (旧)

トラックナビソフトの新バージョン発表

この記事の要約

ナビゲーションソフト開発会社のPTV(カールスルーエ)は9日、トラック向けのナビゲーションソフト「トラックナビゲーター」をバージョンアップし、リリースした。新バージョン(6.5)では、環境ゾーン(微粒状浮遊物質の排出量が […]

ナビゲーションソフト開発会社のPTV(カールスルーエ)は9日、トラック向けのナビゲーションソフト「トラックナビゲーター」をバージョンアップし、リリースした。新バージョン(6.5)では、環境ゾーン(微粒状浮遊物質の排出量が多い自動車の乗り入れ規制区域)や危険物積載車両の通行を制限・禁止しているトンネルを表示する機能などが追加された。

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新バージョンではドイツとオランダの都市の環境ゾーンと、欧州全体の危険物積載車通行禁止トンネルが画面に表示される。車両の全長・重量などを予め入力しておくと、通行できない区域やトンネルがルートから外される。また、トンネル内や出口付近の急カーブを表示し、運転手に注意を促す。

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さらに、新バージョンでは、地図に出ていない道路を走行した場合、その走行軌跡に基づいて地図上に新道路を自動作成する「オフロード機能」もある。地図データに登録されていない小道や、自治体などの独自規制で通行制限されている道路の走行で効果を発揮するという。

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