独技術開発サービス会社のベルトラント・グループが11日発表した2010／11年上期の決算は、売上高が前年同期比37.6％増の2億6,780万ユーロ、最終利益が同30.6％増の1,990万ユーロとなり、大幅な増収増益を達成した。自動車業界の成長が追い風となった。また、3月末付の従業員数は7,592人で、前年から1,843人増加した。
\自動車製造業界の業績が回復基調にあり、各メーカーが設備投資の拡大や、モデルの多様化を進めていることが、同社の事業拡大を後押ししている。
\同社のディートマール・ビヒラー社長は、今後も徹底して技術開発サービス会社としての地位を強固していくと述べ、下期の成長にも期待感を示した。同社は売上高の90％を自動車部門が占めるが、航空機製造やエネルギー、電気、機械、プラント建設、医療機器部門でも成長の可能性を見込んでいるという。また、今後さらに従業員を増やしていく意向も示した。
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