英政府は6月30日、低炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、「プラグイン自動車インフラストラクチャー戦略」を発表した。
\同戦略は、低炭素セクターの拡大に伴う雇用創出と経済のリバランスを促進し、消費者と投資家の信頼を高めることを目的としている。具体的には、◇スマートメーターの普及によって、電気自動車やハイブリッドカーを最も効率よく安価に充電できる環境を整える◇新規に充電スタンドを設置するための手続を容易にすることで、投資家がプラグイン自動車用インフラ市場に参入しやすいようにすることなどが盛り込まれている。
\ハモンド運輸相は同戦略について、「低炭素車の開発・生産・利用における英国の主導的地位を維持し、脱炭素モータリング化で主要な役割を担うことを後押しするものだ」とコメントした。
\政府は今年から低炭素車の購入に1台当たり2,000~5,000ポンドを助成しているほか、主要都市で充電設備を設置するため、最大3,000万ポンドを投じる計画だ。
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