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2011/7/29

企業情報 - 部品メーカー

韓国の裕羅、セルビアで生産能力を増強

この記事の要約

韓国の自動車部品メーカー、裕羅コーポレーションがセルビアで生産能力を大幅に増強している。同国南部のニシュで6月13日に同社にとって同国で2番目となる工場を開設したほか、同市で現在、第3工場を建設している。また、7月7日に […]

韓国の自動車部品メーカー、裕羅コーポレーションがセルビアで生産能力を大幅に増強している。同国南部のニシュで6月13日に同社にとって同国で2番目となる工場を開設したほか、同市で現在、第3工場を建設している。また、7月7日にはニシュの南に位置するレスコバツに4番目の工場を建設することで同国の経済・地域開発省と合意した。

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裕羅はワイヤーハーネスや点火プラグ、コイル、ケーブルなどを生産する自動車部品メーカーで、製品の6割以上を現代自動車と起亜自動車に供給している。同社は2010年4月にセルビアのラチャに本社を置くワイヤーハーネスメーカー、ザスタバ・エレクトロを買収し、生産進出した。ラチャでは現在、約1,330人の従業員を抱えている。

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ニシュの第2工場への投資は総額1,500万ユーロで、従業員数は1,500人を予定している。同工場の建設では、セルビアの経済・地域開発省と投資輸出促進庁(SIEPA)から計1,050万ユーロ(新規雇用に対し1人当たり7,000ユーロ)の補助金を受けることになっている。また、同市に800万ユーロを投資して建設している第3工場は9月に稼働する予定。従業員数で300人を見込んでいる。

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レスコバツの第4工場は2012年に稼働する予定。投資は1,300万ユーロ、従業員数は1,500人を予定している。

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