伊自動車大手のフィアット は7月21日、資本提携する米クライスラーへの出資比率が過半数を超えたと発表した。カナダ政府が保有するクライスラーの株式の1.5%と米国政府が保有する同株式の6%を取得し、出資比率を53.5%に引き上げた。フィアットはこのほか、7,500万ドルを支払い、全米自動車労組(UAW)の退職者向け医療保険基金(VEBA)が保有する残りの株式を購入できる権利も両国政府から取得した。このため、業界ではクライスラーを完全子会社化し、フィアットと統合するとの見方が強まっている。統合後は本社をイタリアから米国に移管するとの憶測も出ている。
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2011/7/29
欧州自動車短信
Fiat
この記事の要約
伊自動車大手のフィアット は7月21日、資本提携する米クライスラーへの出資比率が過半数を超えたと発表した。カナダ政府が保有するクライスラーの株式の1.5%と米国政府が保有する同株式の6%を取得し、出資比率を53.5%に引 […]
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