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2011/8/5

企業情報 - 自動車メーカー

PSA、スロバキア工場の操業を臨時停止

この記事の要約

仏PSAプジョー・シトロエンは7月29日、スロバキア工場の操業を8月1日から26日まで停止すると発表した。工場設備の定期整備・点検と、新車種の生産開始に向けたラインの準備作業を行うためとしている。30日から操業を再開する […]

仏PSAプジョー・シトロエンは7月29日、スロバキア工場の操業を8月1日から26日まで停止すると発表した。工場設備の定期整備・点検と、新車種の生産開始に向けたラインの準備作業を行うためとしている。30日から操業を再開する。

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PSAはスロバキア西部のトルナバに工場を構え、プジョー「207」とシトロエン「C3」を生産している。昨年は18万6,150台を生産した。同社は4月、2012年から新モデルの生産を開始するのに備え、同工場に1億3,000万ユーロを投資して生産能力を増強すると発表。生産するのはプジョーの新型車で、生産能力拡大に伴い従業員も900人増員する。同工場は現在、3,000人を雇用し2交代制で操業しているが、来年までに3交代制にシフトを増やし、年30万台のフル生産体制に入るという。

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スロバキアでは独フォルクスワーゲンが先月にブラチスラバ工場の操業を2週間停止したほか、韓国の起亜自動車もジリナ工場の生産を7月25日から8月5日まで停止すると発表している。

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