独自動車部品メーカーのSHWが11日発表した上半期(1-6月)決算は、連結売上高が前年同期比26.9%増の1億7,820万ユーロとなり、過去最高を記録した。純利益は前年同期の500万ユーロから950万ユーロへとほぼ倍増。新製品の投入が相次いだことや、需要の拡大が奏功した。
\自己資本比率(6月末時点)は前年の16.7%から29.1%に改善し、財務状況は「きわめて安定している」という(同社のオリバー・アルブレヒト財務担当取締役)。通期の売上高を2ケタ増(昨年の売上高は2億9,030万ユーロ)とする従来目標を据え置いた。ヴォルフガング・クラウゼ社長は、内燃・電気エンジン搭載のハイブリッド車(HV)ではオイルポンプを3台装備することが多くなるため、今後オイルポンプの需要が伸びるとみている。
\同社はオイルポンプのほか、エンジン部品やブレーキディスクを製造している。7月にフランクフルト証券取引所に株式を上場した。
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