ドイツのヘッセン州がこのほど、連邦政府が支援する水素燃料技術の実用化を目指すプロジェクト「クリーン・エネルギー・パートナーシップ(CEP)」に加盟した。州としては、ベルリン、ハンブルク、ノルトライン・ヴェストファーレン、バーデン・ビュルテンブルクに次いで5番目の参加となる。ヘッセン州のラインマイン地域では現在、複数の企業がオペル、ダイムラー、ホンダの燃料電池車約20台を使って実用試験を実施している。今後は、燃料電池技術をハイブリッドバスや輸送車、空港の輸送機器などに投入することが検討されている。CEPは現在進行中の第3フェーズ(2016年末まで)で水素燃料スタンドの整備などを進める。
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