独自動車部品大手のシェフラーは、ベルリンのエンジニアリング会社IAVに資本参加する。開発部門(シェフラー・テクノロジーズ)を通して出資するもので、現在10%を出資するルーフ・システムズ・ジャーマニー(ディーツェンバッハ)から保有分を取得する。取引は独禁当局の認可を待って成立する。IAVが10日、明らかにした。
\シェフラーはIAVへの資本参加で、自動車向け精密部品、エンジン・ギヤ・シャーシ部品分野を強化するのが狙い。
\IAVはフォルクスワーゲンなど5社が出資する合弁会社で、現在の出資者構成はVW(50%)、コンティネンタル(20%)、ルーフ・システムズ、フロイデンベルク、SABIC(サウジアラビアの国営化学大手)がそれぞれ10%となっている。
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