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2011/10/21

企業情報 - 部品メーカー

独コンティネンタル、米国にタイヤ工場を建設

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルは6日、米サウスカロライナ州のサムターに乗用車用タイヤの新工場を建設すると発表した。米国市場における新車用および交換用タイヤの需要拡大に対応する。2012年半ばに着工し、2013年の完成 […]

独自動車部品大手のコンティネンタルは6日、米サウスカロライナ州のサムターに乗用車用タイヤの新工場を建設すると発表した。米国市場における新車用および交換用タイヤの需要拡大に対応する。2012年半ばに着工し、2013年の完成を予定している。

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新工場の生産能力は2017年までに年約500万本となり、2021年までにさらに年800万本に引き上げる。投資は総額で5億ドルを超える見通しで、1,600人以上の雇用が見込まれている。

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同社はサウスカロライナ州のランカスターにある米国統括本部でも約4億ドルを投資する計画で、本部の従業員数は現在の約350人から今後4年以内に80人増える予定。

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同社によると、乗用車用タイヤの販売は北米、中・南米市場のいずれも好調でこの2年間は年20%の成長を示している。このため、今年3月には、ブラジルのカマカリ(Camacari)工場に2億2,000万ドルを投じて生産能力を2倍に拡大し、従業員を400人増員する計画を発表した。5月にも米イリノイ州のマウント・バーノン工場に2億2,400万ドルを投資し、生産能力を約400万本、従業員数を444人増員する方針と発表している。

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