Daimler

独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、独自動車大手ダイムラー のディーター・ツェッチェ社長はこのほど、メルセデス・ベンツの新型「Bクラス」の機種を現在の2機種から5機種に増やす方針を明らかにした。まずは、11月に「コンパクト・スポーツ・ツアラー」を市場投入する。新モデルでは、デザインや内装を刷新するほか、アシスタントシステムも拡充。レーダー技術による衝突防止および緊急ブレーキシステムを装備する。また、エンジン、後輪車軸、車台も新しくするなど、従来のサンドイッチ構造を廃止し、車体の重心を下げて座席を従来に比べ低い位置にする。また、サンドイッチ構造の代わりに、「エナジースペース」と呼ばれるシステムを採用し、レンジエクステンダーや燃料電池を組み込める構造としている。

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