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2011/10/21

一般・技術・その他 (旧)

独BBP、樹脂製の大型オイルパン開発

この記事の要約

樹脂部品の成形加工を手がけるBBP・クンストシュトフヴェルケ・マールバッハ・バイアー(独バーデン・ビュルテンベルク州マールバッハ)は、大型トラック向けの樹脂製オイルパンを開発した。独化学大手ランクセスの繊維強化プラスチッ […]

樹脂部品の成形加工を手がけるBBP・クンストシュトフヴェルケ・マールバッハ・バイアー(独バーデン・ビュルテンベルク州マールバッハ)は、大型トラック向けの樹脂製オイルパンを開発した。独化学大手ランクセスの繊維強化プラスチック「デュレタン」を素材に使用したもので、ダイムラーの長距離トラック「アクトロス」に搭載される。ランクセスが18日、明らかにした。

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デュレタンは、熱安定処理を施したポリアミドを35%のガラス繊維で補強した素材。今回のオイルパンではポリアミド66(PA66)を原料とする「デュレタンAKV35 H2.0」と、ポリアミド6(PA6)を原料とする「デュレタンBKV 35 EF H2.0」が使用されている。オイルパンの大きさは120x40x35cmで、オイルを最大36リットル溜めることができる。

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