日産、EV用バッテリーをフランスで生産へ

仏ルノーは9日、提携する日産自動車がパリ近郊フランにあるルノー工場で、電気自動車(EV)向けバッテリーを生産すると明らかにした。

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ルノーの広報担当者によると、日産はルノーからフラン工場を借り受ける形でバッテリーを生産し、主にルノーのEVに供給する。また、バッテリー生産のための設備投資はルノーが負担することになっているが、投資額は明らかにされていない。生産される電池は、ルノーの新型EV「ゾエ」にも搭載される予定。ルノーは今年7月、フラン工場での電池生産開始時期を当初予定の2012年半ばから14年に延期していた。

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ルノーのゴーン最高経営責任者(CEO)は、2020年までにEVが新車市場の10%を占めるという予測を示しており、EVを同社の経営戦略の柱の一つに位置づけている。

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