ポルシェ傘下のプロセス・ITコンサルティング会社であるミーシュケ・ホーフマン・アンド・パートナー(MHP)は、モバイル端末上で工場の設備配置などを3次元で表示できるソフトウエア(アプリ)を開発した。SAPシステムに組み込まれたサイベースのデータベース・プラットフォームにアクセスすることで、画面に表示された設備などの詳細な情報を取得することもできるという。独自動車業界紙『アウトモビールボッヘ』(オンライン版)が9日付で報じた。
\新たなアプリによって、ユーザーはタッチスクリーンを操作するだけでバーチャル工場を見学できるほか、拡張現実メンテナンス管理アプリなどと連動させることで、故障個所を3D表示させるなど、効率的な設備管理に活かすこともできる。また、遠隔操作で稼働・ストップの操作ができるため、機械の前まで行ってスイッチを入れ直すといった手間も省ける。
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