独レンタカー最大手のシクストが22日発表した2011年7-9月期(第3四半期)決算の税引き前利益(EBT)は4,420万ユーロとなり、前年同期比で16.4%増加した。レンタカー事業が堅調な伸びを示しているほか、国外事業が好調であることも増益に貢献した。本業のもうけを示す営業利益(EBITベース)は15.7%増の5,810万ユーロ、売上高は3.9%増の4億2,230万ユーロだった。
\事業別売上高では、主力のレンタカー事業が2億5,500万ユーロ(11.5%増)に拡大した。一方、リース事業(9,910万ユーロ)とリース車両売却収入(4,540万ユーロ)はいずれも前年同期の水準にとどまった。
\通期では、第4四半期も引き続き好調に推移し、大幅な増益を確保できる見通し。一方、2012年は世界的な景気減速からレンタカー需要が低迷し、今期並みの収益確保は「極めて難しい」としている。
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