独自動車大手のダイムラーは11月25日、ドイツのウンターテュルクハイムにある複数の工場に総額で15億ユーロ以上を2011~2012年に投資すると発表した。生産設備の増強や変更、新たな製品の生産に向けた準備、新たな生産技術の導入などを予定している。
\例えば、次世代コンパクトカーなどに搭載する車軸やトランスミッション、エンジンの生産に投資する計画で、うち2億7,000ユーロはヘーデルフィンゲン工場の「Bクラス」向け新型デュアルクラッチトランスミッションの生産に投入する。
\また、メッティンゲン工場では今年、約6,500万ユーロを投資して、ターボチャージャーのハウジングの生産設備を刷新し、独自に開発した新たな鋳造技術を導入した。来年は鋳造技術を研究開発する実験設備に3,000万ユーロを投資する計画。
\同社はウンターテュルクハイムに7工場(従業員数:約1万7,000人)を持ち、エンジンやトランスミッション、車軸、付属部品などを生産している。
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