Daimler

独自動車大手ダイムラー のディーター・ツェッチェ社長は11月26日付けの独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』に掲載されたインタビューの中で、グループの高級車ブランド、マイバッハの生産を中止する方針を明らかにした。2013年に発売予定の新型「Sクラス」を高級化し、同ブランドの役割を引き継ぐと説明。Sクラスの新モデルの市場投入まではマイバッハの生産を続けるとした。マイバッハの販売は年約200台で、現在は利益を確保しているものの、2002年の市場投入に向けた投資が重く、残り2年で販売好調を維持しても、通算の投資を回収できないとの見通しを示した。マイバッハの従業員に関しては、高級モデルの成長戦略において貴重な戦力となるとして、人員を削減する方針はないと説明した。

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