組込およびモバイルソフトウエア世界的大手の米ウィンドリバーは11月29日、高性能車載AV機器大手のクラリオンとアンドロイドを基本ソフト(OS)を採用する次世代車載インフォテイメントシステム(IVI)の開発で提携すると発表した。クラリオンの車載機器向けに最適化したアンドロイドプラットフォームの開発とソフトウエア統合サービスを提供する。
\一方、クラリオンは今後の成長が見込める車載インフォテイメント事業を拡充することで、市場における競争力を高める。
\提携の第1弾はクラリオンのマレーシア法人が開発するIVI機器だ。同機器はプロセッサーにフリースケールのi.MXプラットフォームを採用しており、マルチメディア・エンターテイメントシステムの性能が従来機に比べて飛躍的に高めている。
\i.MXプロセッサーはフォードの車載マルチメディアシステム「Sync」にも搭載されている。
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