スウェーデン自動車大手のボルボは2012年1月9～22日に開催される北米国際自動車ショー（デトロイトモーターショー）でSUV車のコンセプトカー「XC 60プラグインハイブリッド」を世界初公開する。
\同モデルは、2リットル4気筒ガソリンターボエンジン（出力280馬力、最大トルク380Nm）で前輪を動かす。エンジンと8速自動変速機の間にはインテグレーテッド・スターター・ジェネレーター（ISG）（出力45馬力／34kW）を装備し、加速を補助するほか、ブレーキエネルギーをバッテリーに蓄電することができる。後輪は電気モーター（出力70馬力、トルク200Nm）で駆動する。システム全体の出力は350馬力となる。
\走行モードは3種類で、「ハイブリッド」のほか、電気モーター単独の「ピュア」、最大出力・トルクを引き出す「パワー」がある。「パワー」モードでは、停止した状態から時速100キロメートルに6.1秒で加速する。「ハイブリッド」モードでは走行100キロメートル当たりの燃費は2.3リットル、走行1キロメートル当たりの二酸化炭素（CO2）排出量は53グラムとなる。電気モーター単独の航続距離は45キロメートル。
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