独高級車大手のBMWが実施している燃料電池車のコンセプトカーの研究開発プロジェクト。燃料電池車として開発した「パーパスデザイン(Purpose Design)」のコンセプトカーで、軽量化技術や部品配置の可能性などを探る目的がある。
実施期間は2015年1月1日~2016年12月31日までの2年間。プロジェクト予算は1,232万5,229ユーロで、591万6,110ユーロの公的支援を受けている。
同コンセプトカーは、床下の部品グループに極低温圧縮水素タンク(クライオ圧縮タンク)を組み込んでいる。また、BMWは同コンセプトカーで燃料電池システムの部品やソフトウエアの試験を実施する計画という。