EMPHASE

ドイツ連邦教育研究省(BMBF)が支援する自動運転の信頼性向上に取り組む産学連携プロジェクト。実施期間は2007年1月~2019年12月までの3年間。BMBFは370万ユーロを支援している。

同プロジェクトには、ライプニッツ・マイクロエレクトロニクス革新技術研究所(IHP)、ブラウンシュヴァイク工科大学のほか、インフィニオン・テクノロジーズ、デンソー・オートモーティブ・ドイッチェラント、アウディなど、産学計9パートナーが参加している。

ドイツのライプニッツ・マイクロエレクトロニクス革新技術研究所(IHP)では、システム設計と回路設計のチームが協力する。

システム設計のチームが、電子システムに何らかの問題が発生しても自動運転を円滑に継続できるメカニズムを研究する一方、回路設計のチームは、レーダーセンサーの分野で不具合が発生した際に迅速に対応するための技術の開発に取り組んでいる。

同プロジェクトでは1月末に最初の会合を開いた。第2回の会合は5月にミュンヘンで行う予定。