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2013/9/6

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GuEST

この記事の要約

ドイツのシュツットガルトで実施する電気自動車(EV)の実証試験プロジェクト。2014年4月からEV5台をタクシーとして投入し、利用状況や部品への影響などを調べるほか、ドライバーや乗客にアンケートも実施する。これらのデータ […]

ドイツのシュツットガルトで実施する電気自動車(EV)の実証試験プロジェクト。2014年4月からEV5台をタクシーとして投入し、利用状況や部品への影響などを調べるほか、ドライバーや乗客にアンケートも実施する。これらのデータは、EVをタクシーとして利用する際のビジネスモデルの開発やEV部品の開発などに役立てる。同プロジェクトで使用するEVは今後決定する。

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プロジェクトに参加するのは、シュツットガルト大学の学際的リスク・イノベーション研究センター(ZIRIUS)、シュツットガルト自動車・エンジン研究所(FKFS)、シュツットガルト・タクシーセンター、技術監査大手のデクラ・オートモービル、自動車部品大手のロバートボッシュ。

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同プロジェクトは、連邦政府が支援するエレクトロモビリティーの大型プロジェクトの一環で、バーデン・ヴュルテンブルク州で実施する「LivingLab BWe mobil」の約40プロジェクトの一つに位置付けられる。

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GuESTでは、EVの調達コストが高くても経済性を確保できるようなビジネスモデルの開発を目指す。また、タクシーでは、高い品質や信頼性、航続距離、安全性などが求められることにも配慮する。3カ月ごとに部品の摩耗などがないか定期点検し、今後の部品開発などに役立てる方針。5台のEVに乗車するドライバーは事前に訓練を受けるという。同プロジェクトは差し当たり2015年末まで実施する予定。

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