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ドイツの連邦教育研究省(BMBF)が資金支援する自動運転技術・電気自動車の研究開発プロジェクト。7つの大学と企業6社が協力し、電気自動車や自動運転機能の部品やシステムの開発に取り組む。

プロジェクトの調整役はアーヘン工科大学(RWTH)が担う。実施期間は2018年2月~2022年1月までの4年間。予算は2,330万ユーロで、うちBMBFが94%を支援する。

同プロジェクトでは、物流、旅客輸送の様々な用途に活用できるモジュール式の車両コンセプトを開発する。

具体的には、車両周辺の状況を認知するためのセンサーモジュールやインホイールモーター、車両と道路インフラ、クラウドとの連携など、ソフトウエア/ハードウエアの開発に取り組む。

プロジェクトの最後には、ファミリーカー、タクシー、輸送車両、シャトル車両の4種類のプロトタイプの試験走行を実施する計画。

BMBFは同プロジェクトの支援により、ドイツのイノベーション力の強化、複数の大学や企業が参加する様々な研究拠点のネットワーク化を促進する。

参加大学・企業は以下の通り:

アーヘン工科大学(RWTH)、ブラウンシュヴァイク工科大学、ダルムシュタット工科大学、ミュンヘン工科大学、シュツットガルト大学、ウルム大学、カールスルーへ技術研究所、Atlatec GmbH、flyXdrive GmbH、iMAR Navigation GmbH、IPG Automotive GmbH

Schaeffler Technologies AG & Co. KG、VIRES Simulationstechnologie GmbH

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