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自動車用リチウムイオン電池の耐久性、再利用、リサイクルに関する研究プロジェクト。  欧州3カ国の10社・機関が参加した。実施期間は2012年5月1日~2015年6月30日までの3年間。予算総額は210万ユーロ。

同プロジェクトでは、リチウムイオン電池の劣化の過程や原因の研究、車載電池を定置用電池などに再利用する適切な時期の分析、使用済み電池のリサイクル技術の研究などに取り組んだ。また、車載電池としての利用、中古電池の再利用、リサイクルを連携したビジネスモデルの開発も研究対象とした。

フランスからは、自動車大手のPSAプジョー・シトロエン、2005年に設立されたクラスターPôle Véhicule du Futur(Futur Vehicle Cluster)、ベルフォール・モンベリアール工科大学(UTBM)、トロワ工科大学(UTT)が参加。ドイツからは、自動車大手のBMW、フラウンホーファー研究所、ミュンヘン工科大学、フライブルク鉱業大学(TUBAF)、オランダからは、応用科学研究機関(TNO)、技術監査機関KEMAが参加した。

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