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2011/11/25

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この記事の要約

欧州連合(EU)の第7次研究枠組み計画(FP7)の支援を受けた次世代送電網(スマートグリッド)のプロジェクト。予算は約500万ユーロ。うちEUが290万ユーロを支援している。期間は2010~2012年の3年で、独ダルムシ […]

欧州連合(EU)の第7次研究枠組み計画(FP7)の支援を受けた次世代送電網(スマートグリッド)のプロジェクト。予算は約500万ユーロ。うちEUが290万ユーロを支援している。期間は2010~2012年の3年で、独ダルムシュタットの南ヘッセン電力会社(HSE)を中心に、ドイツ、オーストリア、スイス、オランダ、ポーランドの企業や大学などが参加している。

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同プロジェクトでは、太陽光発電や風力発電、バイオエネルギーなどの再生可能エネルギーの普及拡大に対応し、同エネルギーを有効に活用するための近代的な情報通信ネットワークを構築することを目指す。

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具体的には、電力会社、消費者、蓄電設備などを結ぶネットワークを共通化し、データ通信を円滑にする取り組みを進めている。変電所のデータ通信に使用するプロトコル規格をIEC61850に統一し、データバンクシステムの規格はIEC 61968と、データ交換に必要な共通の情報モデル(CIM: Common Information Model)を導入することなどを実証試験していく。

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参加企業(順不同):

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HSE AG(ドイツ)、NTB Technoservice(ドイツ)、HSE Medianet GmbH(ドイツ)、Landis+Gyr GmbH(オーストリア)、マーグデブルク大学(OvGU、ドイツ)、TNO、UTInnovation(オランダ)、It4power(スイス)、EUS GmbH(ドイツ)、iPLS sp.z.o.o.(ポーランド)、Verteilnetzbetreiber(VNB)Rhein-Main Necker(ドイツ)

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