HYLOAD

BMWが主導する共同研究プロジェクト。燃料電池車用の新しい水素タンクの開発に取り組んでいる。タンクは車体部品として組み込まれており、燃料電池車の軽量化に寄与するという。燃料電池車の軽量化により、燃費改善や航続距離拡大を期待できる。

同プロジェクトには、ポリマー樹脂製の建材・自動車部品メーカーの独レハウ、ポンプやブースター、バルブ、気圧・液圧システム関連機器などを製造する独マキシメーターが参加している。

プロジェクトの実施期間は2015年1月1日~2016年12月31日まで。

各社のプロジェクト予算は、BMWが262万9,323ユーロ(うち、公的支援:126万2,075ユーロ)、マキシメーターは40万3,724ユーロ(同:19万3,788ユーロ)、レハウは164万4,677ユーロ(同:78万9,445ユーロ)となる。

同プロジェクトの概要は、ドイツ水素・燃料電池国家組織(NOW)が2016年4月の国際産業見本市「ハノーバーメッセ」に合わせて発表した2015年の年次報告書の公的支援プログラムとして掲載されている。

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