eTravel.Companion

独自動車部品大手のコンチネンタルが開発中のバーチャル情報アシスト機能。ドライバーの希望に応じて交通情報や車両情報、イベント情報などを提供し、運転を快適にする。

当該技術は現在、ある大手自動車メーカーと実証試験を実施しており、近い将来、市場投入できる見通しという。

クラウドベースのシステムとなっており、スマートフォンを介してドライバーに様々な情報を提供する。車載システムではないため、カーシェアリングやレンタカーでも利用することができる。また、当該システムは、自動車メーカーの既存のインフォテイメントシステムやモビリティサービス会社のアプリとも円滑に統合することができる。

例えば、料金の安いガソリンスタンドやタイヤ空気圧の警告、駐車場の空き具合、スポーツ情報、天候情報、イベント情報などを提供することができる。人工知能（AI）のアルゴリズムにより、学習を繰り返し、各ユーザーに適した情報を提供する仕組み。

言語による情報アシスト機能があり、例えば、ドライバーが運転中に音楽の音量を下げて、駐車スペースの混雑状況やルート変更などを提案することができる。