欧州連合(EU)が資金支援するプロジェクト「JIVE 2」では、燃料電池バスの普及促進に向け、欧州14都市に燃料電池バス152台を導入するとともに、水素燃料供給インフラを整備する。実施期間は、2018年1月~2023年12月までの6年。フランス、ドイツ、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、オランダ、英国の14都市で実施する計画。
「JIVE 2」は、2017年1月にスタートした「JIVE」の後継プロジェクト。「JIVE」と「JIVE 2」を合わせると、欧州22都市/地域で約300台の燃料電池バスが導入される予定。
「JIVE」および「JIVE 2」では、◇燃料電池バスの普及による、燃料電池バスの価格低減(標準的な燃料電池バスの価格を62万5,000~65万ユーロ以下に抑える)◇水素充填ステーションの整備・運営◇低コストのグリーン水素の調達ルートの確保――などに取り組んでいる。