独商用車大手のMANトラック・アンド・バスは9日、電気トラック向けの公共充電サービス「MAN Charge&Go」を開始したと発表した。当該サービスは、欧州全域にある電気トラック対応の充電ポイントを探したり、充電カードで決済したりすることができる。ブランドに関係なくすべての顧客が利用することができる。さまざまな事業者の充電ステーションを簡単かつ確実に利用できることを重視している。
MANは、高さ、重量制限などを基準にした電気トラックに対応した充電ポイントの基準「MAN eTruck ready Standard」を開発した。この基準を満たす充電ポイントは現在、欧州に約650カ所ある。2025年末までに約1,000カ所に増える見通し。なお、欧州にあるその他の約1万5,000カ所の充電ポイントでも「MAN Charge&Go」を利用して充電することができる。
「MAN Charge&Go」のデジタルマップには、トラック対応の充電ポイントが「eTruck ready」と「eTruck limited」の2つのカテゴリーで分類表示されている。「eTruck ready」は、制限なしの充電ポイントで、「eTruck limited」の表示のある充電ポイントは、車両の長さなどに制限がある。
出所：MAN
