ボルボ・グループ、電池セル研究所 NOVO R&D を買収

　スウェーデン商用車大手のボルボ・グループは7月1日、スウェーデンの電池メーカー、ノースボルトと乗用車大手のボルボ・カーズが設立した合弁会社Novo Energyからバッテリーセル研究子会社NOVO R&Dを買収したと発表した。これにより、Novo Energyからバッテリーセルの化学および材料分野の研究チームと施設を引き継ぎ、持続可能な輸送ソリューションの開発を推し進める。

　NOVO R&Dは2022年に、最先端のセル技術の試験・開発に取り組む研究所として設立された。NOVO R&Dの従業員はすべて、7月1日付でボルボ・グループに移籍する。なお、研究所および全従業員は、ヨーテボリのエリクスベリにある現行拠点にとどまる。