BMW、水素燃料電池 SUV「iX5」量産化・多様な駆動方式に対応

 独自動車大手の BMW グループは 9 月 22 日、BMW の SUV「X5」にガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド(PHEV)、電気(BEV)、水素燃料電池(FCEV)の 5 種類の駆動方式を採用すると発表した。駆動技術の選択肢を広げ、世界の多様な需要と顧客ニーズに対応する戦略で、2028 年に発売予定の「iX5 Hydrogen」が当該戦略を体現する初の量産モデルとなる。

 iX5 Hydrogen はトヨタと共同開発した第 3 世代燃料電池を搭載する。ミュンヘンとオーストリアのシュタイアー工場にあるコンピテンスセンターでは初期プロトタイプの製造が進んでおり、一部の駆動システム部品は独ランツフート工場から供給する予定。

「BMW iX5 Hydrogen」プロトタイプ

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