ウルフスピードが独SiC工場建設撤回か
半導体大手の米ウルフスピードが自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンと 共同で独ザールラント州にSiC(炭化ケイ素)ウエハー工場を建設する計画は撤回さ れるもようだ。関係者への取材もともに複数のメディアが報じたも […]
半導体大手の米ウルフスピードが自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンと 共同で独ザールラント州にSiC(炭化ケイ素)ウエハー工場を建設する計画は撤回さ れるもようだ。関係者への取材もともに複数のメディアが報じたも […]
ドイツ連邦ネットワーク庁は22日、天然ガスパイプライン運営事業者の業界団体FNB ガスが提出していた水素中核輸送網構築計画を承認したと発表した。全国をカバーす る水素パイプライン網の構築にゴーサインが出た格好で、国内外の
ドイツ鉄道(DB)とドイツテレコムなどの移動通信サービス4社およびドイツ政府は 21日、鉄道の乗客に5G通信サービスを試験提供することで基本合意した。技術的・経 済的なハードルが高いことから手を組む。高速大容量通信を実現
鉄鋼大手の独ザルツギターは22日の適時開示で、2024年12月期の業績予測を引き下げ た。景気低迷と収益力強化措置の拡大を受けたもので、税引き前損益は赤字となる。 売上高を従来見通しの「約100億ユーロ」から「95億〜1
乗用車大手の独メルセデスベンツは21日、西南ドイツのクッペンハイム工場内で使用 済みの車載リチウムイオン電池をリサイクルするパイロット施設の開所式を行った。 廃電池から電池材料を取り出すノウハウを集めたうえで、中長期的に
鉄鋼大手の墺フェストアルピーネは18日、金属成形部門の再編計画を発表した。自動 車向け製品の需要低迷を受けた措置。自動車産業が盛んなドイツで工場閉鎖を含む再 編を行う。 金属成形部門の独生産拠点はデッティンゲン、シュメレ
化学大手の独ヘンケルが同国東部のハイデナウにある接着剤工場を今年末で閉鎖す る。広報担当者の確認を得た情報として経済紙『ハンデルスブラット』が21日付で報 じた。 ハイデナウ工場では加熱溶融して使用するホットメルト接着剤
航空大手の独ルフトハンザがフランクフルト〜北京線の運航を全面停止する。採算が 取れないためで、ドイツ〜北京間を運航する同社の路線は冬ダイヤが始まる27日から ミュンヘン発着便だけとなる。広報担当者の確認を得た情報としてd
ドイツ連邦統計局が21日に発表した9月の生産者物価指数(2021年=100)は127.5と なり、前年同月を1.4%下回った。15カ月連続の低下となったものの、昨年10月に始 まった下げ幅の縮小傾向は7月と8月の0.8%
煩雑な規制や行政手続きを簡素化するビューロクラシー軽減法案が18日、州政府の 代表で構成される独連邦参議院(上院)で可決された。同法案はすでに連邦議会 (下院)を通過しており、来年1月1日付で施行される。企業を中心に年9
リコーは18日、英デルフォードに新会社リコー・プリンティング・ソリューション ズ・ヨーロッパ(RPSE)を設立したと発表した。各地域のマネジメント機能を集 約・強化し安定的な事業体制を構築する狙い。欧州の産業インクジェッ
高級乗用車大手の独BMWは18日、電池部品の輸送に電気自動車(BEV)トラックを投 入したと発表した。生産・販売ネットワーク内の輸送で発生する二酸化炭素 (CO2)の量を削減する「グリーン・トランスポート・ロジスティック
工作機械や半導体製造装置用レーザーの有力企業である独トルンプが17日に発表し た2024年6月通期の新規受注高は46億ユーロとなり、前期を10.4%下回った。受注 減は2期連続。景気低迷と地政学危機に加え、市場競争の激化
西バルカン諸国の地域協力を強化するとともに欧州連合(EU)加盟をサポートする ドイツ主導の「ベルリン・プロセス首脳会議」が発足から10年を迎えたことを受 け、独連邦統計局は18日、これら諸国との貿易統計を発表した。今年1
米国が中国を抜いてドイツ最大の貿易相手国になった。独連邦統計局の16日の発表 によると、2024年上半期の対米貿易総額は1,267億ユーロとなり、これまで1位だっ た対中を46億ユーロ上回った。輸出・輸入の両面で米国の重
ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候相は16日、欧州風力発電タービンメーカー とサプライヤーの代表と会談し、欧州域内のバリューチェーン強化措置で合意した。 不当な助成措置や重要材料の独占を背景に存在感を急速に高める中国
ドイツ連邦統計局が17日に発表した8月の製造業受注残高指数(2021年=100)は物価 調整後の実質に営業日数・季節要因を加味したベースで102.6(暫定値)となり、前 月を1.0%下回った。前月は7カ月ぶりに上昇したが
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンが同国西南部のザールブリュッケン にある工場で従業員の約20%に当たる1,800人を年末までに削減する意向だ。今夏に 打ち出した組織再編方針に基づく措置。需要の低迷が続いてお
野村総合研究所(NRI)は16日、欧州自動車業界のデータスペース「カテナX」の 認定を取得したと発表した。日本企業が同認定を受けるのは初めて。独自開発した EDCコネクター(データスペースに接続しデータ交換を行うソフトウ
ドイツ連邦陸運局(KBA)が16日に発表した電気自動車(BEV、乗用車)の1-9月期 の新車登録台数は27万6,390台となり、前年同期を28.6%下回った。購入補助金が 昨年12月に打ち切られたことが響いた格好で、乗用
ドイツ経済・気候省は15日、新しい脱炭素技術の投入に伴い価格競争面で不利にな る企業に、従来型の技術で生産する競合製品との差額を国が補填する「炭素差額契 約(CCfD)」を計15社と締結したと発表した。独政府がCCfDを
独電気電子工業会(ZVEI)は15日、同国電機業界の2024年の生産成長率を従来予測 の前年比2%減から同7%減へと引き下げた。新規受注減少の長期化で生産が低迷し ていることを受けたもの。会員企業を対象としたアンケート調
ドイツ連邦社会保険庁(BAS)は16日、公的健康保険の追加保険料率が来年は平均 0.8ポイント上昇し2.5%に達する見通しを明らかにした。医療費が急速に増えてい ることから大幅な引き上げが避けられなくなる。 公的健保の保
ドイツの経済立地は国内だけでなく国外からみても魅力が低下していることが、在外 ドイツ商工会議所(AHK)のアンケート調査で分かった。同国では2000年代前半〜中 盤の構造改革以降、競争力の向上に向けた本格的な取り組みが行
二酸化炭素(CO2)を生分解性プラスチックに変えるパイロット生産施設が14日、フ ランクフルトのヘキスト工業団地で稼働を開始した。気候変動とプラスチックごみに よる環境汚染の防止、石油に依存した化学生産からの脱却につなが
世界鉄鋼協会(WSA)は14日、ドイツの2024年の鉄鋼需要が前年を7.0%下回るとの予 測を発表した。4月の時点では3.2%の増加を見込んでおり、大幅に下方修正した格好 だ。 WSAの経済委員長を務めるドイツ鉄鋼連盟(
ドイツ連邦統計局が15日に発表した9月の卸売物価指数(2021年=100)は前年同月比 1.6%減の116.1となった。17カ月連続で低下したものの、下げ幅は2カ月連続で拡大 した。7月までは下げ幅の縮小傾向が続いており
デリバティブ取引を通した株式確保の申告義務強化をドイツ政府が検討している。伊 銀ウニクレディトによる独コメルツ銀行株の密かな確保が明らかになったことを受け た措置。財務省の広報担当者がロイター通信に明らかにした。 ウニク
保険大手の独アリアンツがシンガポール同業のインカム・インシュアランスを買収す る計画に黄信号が灯り始めた。同国の黄循財(ローレンス・ウォン)首相が14日、 フェイスブックへの投稿で疑念を表明したためだ。「取引の構造」を問
自動車部品大手の独ブローゼが人員削減を計画している。ミヒャエル・シュトシェク 会長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、ヒエラルキー の削減などを通して組織をスリム化する考え。高コスト拠点の管理分野
半導体大手の独インフィニオンは11日、同社初の「サプライヤー向けサステナビリ ティ・サミット」をバーチャル形式で開催し、SUMCOなど3社を表彰した。エルケ・ラ イヒャルト最高デジタル・サステナビリティ責任者(CDSO)
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が11日に発表した7-9月期のグループ新車 販売台数は217万6,300台となり、前年同期を7.1%下回った。同社の2大市場である中 国と西欧の低迷が響いた格好。電気自動車(BEV
特殊化学大手の独エボニックは11日、コーティング・接着樹脂とヘルスケアの2事業 を再編すると発表した。経営資源を中核分野に絞り込み、それ以外の事業は売却、合 弁化ないし停止する。クリスティアン・クルマン社長は、「わが業界
独複合企業ティッセンクルップは9日、ギリシャの建材大手タイタン・グループとフ ロントエンドエンジニアリングデザイン(FEED)契約を締結したと発表した。タイタ ンが計画する二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)プロジェ
独高級乗用車大手のメルセデスベンツとBMWは10日、第3四半期の販売台数をそれぞれ は発表した。中国市場の低迷などを背景にともに減少。BMWではサプライヤー大手の コンチネンタルから供給を受けるブレーキの不具合が発覚した
自動車部品大手の独コンチネンタルは9日、タイ中部ラヨーン県にあるタイヤ工場の 生産能力を拡大すると発表した。戦略市場と位置付けるアジア太平洋で事業を強化す る狙い。スーパークラスター・プログラムの枠組みで工業省傘下のタイ
国有企業ドイツ鉄道(DB)の貨物子会社DBカーゴが従業員を削減することで鉄道労組 EVGと合意した。同社への取材をもとにdpa通信が報じたもので、従業員3万1,000人の うち2,300人を削減する。整理解雇は行わない。
独財務省は8日、二酸化炭素(CO2)の排出増につながらない合成燃料「eフューエ ル」でのみ走行可能な自動車の税優遇に向けた法律(略称:eフューエル・オンリー 法)の原案をインターネット上で公開した。炭素中立の自動車をすべ
機械業界で景況感の悪化が加速していることが、ドイツ機械工業連盟(VDMA)が9月 (第3四半期)に実施した会員企業アンケート調査で分かった。それによると、事業 の現状を「悪い」とする回答は37%に達し、「良い」の28%を
Ifo経済研究所が9日に発表した独化学業界の9月の景況感指数(DI)は前月を7.5ポイ ント下回るマイナス13.6ポイントとなり、2月以来7カ月ぶりの低水準に落ち込ん だ。調査担当者は、景気と構造要因がともに企業を圧迫し
経営再建中の独電池メーカー、ファルタは9日、車載リチウムイオン電池子会社V4ド ライブ・バッテリーの過半数資本を高級車大手のポルシェが取得する契約を締結した と発表した。ポルシェは第三者割当増資を通してV4ドライブ・バッ
デンマークで生産したグリーン水素をドイツに輸送するためのパイプライン建設プロ ジェクトは遅延が避けられない見通しだ。デンマークのラース・アーガード気候・エ ネルギー相が明らかにしたもので、包括的な環境・安全性調査に時間を
ドイツ連邦統計局が9日に発表した8月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベー スで前月比1.3%増の1,319億ユーロとなり、2カ月連続で伸びた。仕向け先地域別で みると、欧州連合(EU)域外が1.9%増の592億ユー
ドイツ連邦統計局が8日に発表した8月の鉱工業生産指数(2021年=100)は物価調整 後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月を2.9%上回った(暫定値)。増 加は2カ月ぶり。前月に8.2%減少した自動車・自動車部
電機大手の独シーメンスは8日、デンマーク機械大手のダンフォスから消化設備子会 社ダンフォス・ファイア・セーフティーを取得することで合意したと発表した。持続 可能な消化ソリューションを拡充する。取引金額は非公開。年末までの
自動車部品大手の独エルリングクリンガーは7日、スイスのゼーフェレンと米ジョー ジア州ブフォードにある断熱・遮音システム子会社を独産業持ち株会社セルティナ・ グループに売却することで合意したと発表した。内燃機関車から電気自
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日に発表した8月の製造業新規受注指数(2021年= 100)は、物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月を5.8%下回る 83.8(暫定値)へと大きく低下した。減少は3カ月ぶ
独自動車業界の上半期の売上高が2,695億ユーロとなり、過去最高となった前年同期 を4.7%下回ったことが、連邦統計局の7日の発表で分かった。需要の低迷が反映され ており、減少幅は車体・トレイラーで11.6%、部品・アク
独複合企業ティッセンクルップは水素製鉄プロジェクトを取り止める可能性があるも ようだ。経済紙『ハンデルスブラット』が社内文書をもとに報じたもので、鉄鋼子会 社ティッセンクルップ・スチール・ヨーロッパ(TKSE)はプロジェ
ドイツ全国の近距離公共交通機関が乗り放題となる定期券「ドイチュラントチケッ ト」の導入効果で二酸化炭素(CO2)の排出量が削減された――とする調査結果を、 連邦教育・研究省が支援する研究プロジェクト「アリアドネ」が7日に