非鉄金属大手アウルビスの盗難・詐欺被害2億ユーロ弱に
非鉄金属大手の独アウルビスは19日、2023年9月通期の利益見通しを引き下げた。盗難・詐欺被害の発覚を受けて実施した臨時棚卸の結果、在庫が本来の水準を1億8,500万ユーロ下回っていることが明らかになったためで、税引き前 […]
非鉄金属大手の独アウルビスは19日、2023年9月通期の利益見通しを引き下げた。盗難・詐欺被害の発覚を受けて実施した臨時棚卸の結果、在庫が本来の水準を1億8,500万ユーロ下回っていることが明らかになったためで、税引き前 […]
ドイツ連邦統計局が19日発表した7月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価調整後の実質に営業日数・季節要因を加味したベースで145.8(暫定値)となり、前月を1.0%下回った。同指数の低下は2カ月ぶり。世界的な
自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が独東部のドレスデン工場を組織再編の一環で閉鎖するとの観測が浮上している。業界紙『アウトモビルボッヘ』などが報じた。広報担当者は現在策定している業績改善プログラムの内容は未定だとして
高級乗用車大手の独メルセデスベンツは18日、米鉄鋼大手スチール・ダイナミクス(SDI)から低炭素鋼を調達することで合意したと発表した。これまで欧州を中心に進めてきた鉄鋼調達の脱炭素化を北米でも本格化していく意向だ。 年に
バイオ医薬品大手の独ビオンテックは18日、エムポックス(サル痘)を対象とした伝令RNA(mRNA)ベースのワクチン開発で国際機関「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」とパートナーシップを締結したと発表した。パン
英北海移行局(NSTA)は15日、同国で初めて実施した二酸化炭素(CO2)貯留ライセンス入札で、計14社が21件のライセンスを取得したと発表した。落札企業には英BP、シェル、伊エニなどのエネルギー大手や、CO2回収・貯留
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは15日、協業関係にある仏工業ガス大手エア・リキードが仏ノルマンディー地方で実施するプロジェクト「Normand’Hy」向けに電解槽12基を供給すると発表した。容量は計200メガ
仏スタートアップ企業ヴェルコールは14日、事業資金20億ユーロ超を確保したと発表した。欧州連合(EU)欧州委員会の承認を経て、車載電池工場の建設に投入する計画。 同社は2020年、仏南東部のグルノーブルで設立された。同北
三菱重工業は15日、浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)大手の蘭SBMオフショア社と、FPSO向け二酸化炭素(CO2)回収モジュールの商用化に関する協業契約を締結したと発表した。SBMのFPSO向けCO2回収モジ
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が15日に発表した8月のグループ新車販売台数は前年同月比5.7%増の74万100台となり、これまでに引き続き拡大したものの、伸び率は3カ月連続で1ケタ台にとどまった。国別の最大市場
軍需分野の独スタートアップ企業ヘルジングは14日、シリーズBの資金調達で総額2億900万ユーロを確保したと発表した。複数のメディア報道によると、同社を17億ユーロと評価して取引を行っており、ヘルジングは軍需分野のスタート
エネルギー大手の英BPは13日、主要市場ドイツへの巨額投資計画を発表した。2030年までに最大100億ユーロを投じ、GX(グリーントランスフォーメーション)を促進する。 投資は(1)モビリティとコンビニ事業(2)製油所(
独複合企業ティッセンクルップは14日、組織再編計画を発表した。炭素中立につながる事業を新設の「脱炭素技術」部門に統合することが最大の目玉。将来性の高いGX(グリーントランスフォーメーション)事業のポテンシャルを最大限に引
自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の独ツヴィッカウ工場で人員削減が行われる。電気自動車(BEV)の販売不振を受けた措置。同工場の広報担当者は14日、近く失効する有期雇用社員296人との契約を更新しないことを明らかにした
独化学工業会(VCI)が14日に発表した独化学・製薬業界の第2四半期の生産高は営業日数・季節調整ベースで前期比1.2%減となり、これまでに引き続き落ち込んだ。新規受注の低迷と生産コスト高を背景に減産と国外への生産移管の動
アステラス製薬は14日、アイルランドのトラリーに無菌製剤の製造ラインを備えた工場を新設すると発表した。無菌製剤の製造能力を強化してグローバルで安定した生産・供給体制を構築。革新的な抗体医薬品と開発プログラムの商業化を加速
ハンブルク港運営会社HHLAは13日、世界最大の海運会社であるスイスのMSCが同社のA株を対象に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。HHLAの過半数株を持つハンブルク州とMSCが同日締結した取り決めに基づくも
ホンダは12日、米現地法人アメリカン・ホンダモーターと独BMWグループ、米フォード・モーターの3社が電気自動車(EV)を活用して電力ネットワークの安定化に貢献するエネルギーサービス会社「チャージスケープ」の設立で合意した
ドイツのボリス・ピストリウス国防相は12日、独複合企業ティッセンクルップの潜水艦子会社ティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)に国が出資することを検討していることを明らかにした。キールに新設されたTKMSの造船
化学大手の独BASFは11日、リチウムイオン電池製造の米ナノテクエナジーとパートナーシップを締結したと発表した。廃金属由来の正極材をナノテクエナジーに供給するほか、ナノテクエナジーの工場で発生する電池スクラップと規格外材
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は12日、独業界の生産高が今年と来年はともに実質2%減少するとの予測を発表した。世界経済の低迷が続き、顧客産業で投資抑制が広がっていることを受けたもの。来年は経済が底を打つとみられるものの、
ドイツ北部で発電した再生可能エネルギー電力を南部などの需要地域に送る高圧直流送電(HVDC)線「ジュドリンク」の送電線敷設工事がエルベ川河口地域で11日、始まった。同国西南部のラインガルテンで7月に開始された交直交換所(
ドイツ連邦統計局が12日発表した8月の卸売物価指数(2015年=100)は前年同月比2.7%減の132.7(2015年=100)に低下した。同指数の下落は5カ月連続。過去最高となった22年9月(138.6)を4.3%下回
スイス連邦道路庁(ASTRA)は11日、ドイツとイタリアを結ぶ主要ルート上にあるゴッタルド道路トンネルを両方向とも通行止めにしたと発表した。天井のコンクリートの一部が崩れ落ちたため。通行止めをいつ解除できるかは定かでない
高級乗用車大手の独BMWは11日、傘下ブランドのミニを生産する英オクスフォード、スウィンドン工場に総額6億ポンド以上を投資すると発表した。これにより両工場の雇用が維持されることになる。英国政府の支援を受ける。 オクスフォ
独自動車工業会(VDA)が11日に発表した8月の国内乗用車生産台数は26万6,800台となり、前年同月を15%上回った。営業日数の効果で水準が押し上げられた。 1~8月は278万500台で、前年同期を28%上回った。電動
商船三井は11日、次世代型浮体式洋上風車を開発するオランダのスタートアップ企業タッチウインドに出資したと発表した。タッチウインドの風車の実用化に向けた技術開発を支援し、将来的に欧州や日本を含むアジアで次世代型浮体式洋上風
独化学大手コベストロは8日夕、同社の買収を目指していると目されるアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ国営石油会社(ADNOC)との協議を開始すると発表した。ADNOCから関心を示されていることをコベストロが明らかにするの
エネルギー大手の英シェルがソーラー発電分野の独子会社ゾンネンを売却するもようだ。経済紙『ハンデルスブラット(HB)』などが報じた。シェルは経営資源を付加価値の高い分野に絞り込む戦略の一環として欧州の個人顧客事業の売却方針
中国の車載電池大手、中創新航科技(CALB)は欧州工場で使用する材料の大半を同地で調達する意向だ。マーケティング部門の本部長がミュンヘンで開催中の自動車見本市「IAAモビリティ2023」でロイター通信に明らかにした。 C
スウェーデンのスタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)は7日、私募を通して新規と既存の投資家から資金を調達したと発表した。同国で計画する世界最大のグリーン製鉄工場と欧州初のギガワット級電解槽の設置に投入する。
独産業サービス大手のビルフィンガーは7日、米エンジニアリング大手フルーアの独子会社シュトルク・グルッペから事業の一部を譲り受けることで合意したと発表した。包括的なサービスで顧客をサポートする戦略に基づく措置。2,600万
特殊ガラス大手の独ショットは6日、医療用包装材を製造する完全子会社ショット・ファーマの新規株式公開(IPO)方針を発表した。公開益で自社の事業を強化するとともに、生産の脱炭素化を進める。 発行済み株式をフランクフルト証券
独金属労組IGメタルは11月に始まる鉄鋼業界の労使交渉で週労働時間を給与据え置きで現在の35時間から32時間に短縮することを要求する意向だ。GX(グリーントランスフォーメーション)に伴い労働力需要が将来的に減少すると予想
企業向けソフト大手の独SAPは7日、業務とシステムの設計図であるエンタープライズ・アーキテクチャー(EA)分野のスタートアップ企業、リーンIX(LeanIX)を買収することで合意したと発表した。BX(ビジネストランスフォ
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した7月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比0.8%減の95.7(暫定値)となり、3カ月連続で落ち込んだ。製造業で減少し、
商用車大手の独ダイムラー・トラックは6日、米エンジン大手カミンズのクリーンエネルギー部門アクセレラなど3社と電池セルの合弁生産会社を米国に設立すると発表した。規模の効果でセルの生産コストを引き下げるとともに、様々な種類の
トヨタ自動車は5日、英中部のバーナストン工場で燃料電池を搭載したピックアップトラック「ハイラックス」のプロトタイプを公開した。英政府の補助金と英技術コンサルティング会社リカルドなどの協力を受けて作製した。今後、厳しいテス
JERAは5日、独エネルギー大手ユニパーとLNG(液化天然ガス)および米国産クリーンアンモニアの調達・販売について共同検討することで覚書を交わしたと発表した。 LNG分野の覚書は、ロシアのウクライナ侵攻を受けて重要課題と
独化学大手BASFの天然ガス・石油子会社ヴィンタースハル・デーエーアーは5日、年コストを2億ユーロ圧縮する方針を発表した。採掘量の約50%を占めるロシア事業からの撤退を受け、組織を縮小する必要が出てきた。これに伴い従業員
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した7月の製造業新規受注指数(2015年=100)は、物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比11.7%減の96.2(暫定値)となり、20年4月以来3年3カ月ぶりの大
ドイツ連邦陸運局(KBA)が5日発表した8月の乗用車新車登録台数は前年同月比37.3%増の27万3,417台となり、6カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。増加は7カ月連続。サプライチェーンのひっ迫緩和を受けて受注残の消化
再生可能エネルギー由来のグリーン水素と発電所や工場などから排出される二酸化炭素(CO2)を合成して製造する合成燃料(Eフューエル)のみで走行する内燃機関車が電動車同様の税優遇を受けられるようにする方向で、ドイツのクリステ
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のヴォルフスブルク本社工場で11~29日に操業短縮が実施されることが4日、分かった。スロベニアの洪水被害の影響で同地サプライヤーからのギアリム供給が停止したためだ。スロベニアの洪水に
ドイツ連邦統計局が4日に発表した7月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで前月比0.9%減の1,304億ユーロとなり、4カ月ぶりに落ち込んだ。世界需要の低迷が反映された格好。5月と6月も伸び率がともに0.2%と小
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が4日に発表した独業界の7月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月を11%下回り、これまでに引き続き2ケタ減となった。VDMAのチーフエコノミストは、同月の業界売上高は実質3%増加したもの
非鉄金属大手の独アウルビスは8月31日付の適時開示文書で、盗難被害の額がこれまでに確認された規模を大幅に上回る見通しを明らかにした。被害額は確定していないものの、2023年9月期の税引き前利益(EBT)で「4億5,000
エネルギー大手の英シェルは1日、英新興エネルギー企業オクトパスエナジーに英国とドイツの個人向けガス・電力事業を売却することで合意したと発表した。同社は経営資源を付加価値の大きな分野に絞り込む戦略の一環として欧州の個人顧客
ドイツ政府は30日の閣議で、医療制度デジタル化加速法(デジタル法)案と医療データ活用法案を了承した。国際的にみて遅れている医療制度のデジタル化を加速して欧州最先端のインフラを構築するとともに、地盤沈下する研究環境を改める
軸受大手の独シェフラーは31日、バス製造の蘭VDLグループと共同で運転手が不要な無人走行電気バスを共同開発・生産すると発表した。欧州、北米と一部のアジア諸国で大都市を中心に近い将来、需要の急増が予想されることから、量産に