商用車部品のSAFホラントが同業ハルデックスへのTOBに成功
ルクセンブルクに本社を置く商用車部品大手のSAFホラントは18日、スウェーデンの自動車部品メーカー、ハルデックスに対する株式公開買い付け(TOB)が成功したと発表した。同社はTOB期間を今月末まで延長し買取提案に応じなか […]
ルクセンブルクに本社を置く商用車部品大手のSAFホラントは18日、スウェーデンの自動車部品メーカー、ハルデックスに対する株式公開買い付け(TOB)が成功したと発表した。同社はTOB期間を今月末まで延長し買取提案に応じなか […]
Ifo経済研究所が9日発表した独化学業界の7月の期待指数(今後6カ月の見通しを示す)はマイナス44.4ポイント(DI)となり、前年同月のプラス11.8ポイントから大幅に悪化した。ロシアのウクライナ進攻が景況感を圧迫してい
電機大手の独シーメンスは9日、自動車部品大手の独マーレと電動車向け非接触充電の分野で協業の基本合意を締結したと発表した。同充電システムの標準化を実現し、普及を後押しする狙い。非接触充電はドライバーの利便性を高めるほか、自
化学大手の独コベストロは8日、積層造形材料事業を米・イスラエル系の3D印刷機メーカー、ストラタシス(Stratasys)に売却することで合意したと発表した。製品ポートフォリオを最適化する戦略の一環。トーマス・テッパー取締
特殊化学大手のエボニックは8日、ドイツ国内での供給不足が懸念されている天然ガスについて自社工場での使用を最大40%、他のエネルギー源に置き換えることができると発表した。生産に大きな支障は出ないとしている。クリスティアン・
電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の6月の新規受注高は前年同月比0.5%増となり、7カ月連続で拡大したものの、増加幅はこれまでの2ケタ台から大幅に縮小した。国内受注が13.9%減少し、足を強く引っ張った格
バイオ医薬品大手の独ビオンテックは8日の決算記者会見で、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチン2種類の供給を10月に開始する見通しを明らかにした。1つは亜系統「BA.1」、もう1つは同「BA.4/5」のスパイ
三菱製紙は5日、独北部のフレンスブルクにある工場を閉鎖すると発表した。エネルギー価格の高騰など収益が圧迫されていることを受けた措置。収益力強化に向け生産を統廃合する。 同社は完全傘下の現地法人三菱ハイテクペーパーヨーロッ
航空大手ルフトハンザは4日、ドイツ国内の空港で勤務する地上職員の賃金を引き上げることで統一サービス産業労働組合(Verdi)と合意した。これで地上職が新たなストライキを行うリスクはなくなった。今後は7月末にスト決議を行っ
塩野義製薬は4日、独製薬大手グリューネンタールが開発している変形性膝関節症の疼痛治療薬「レシニフェラトキシン(RTX)注射剤」についてライセンス契約を締結したと発表した。日本での独占販売権を取得。製造販売承認の取得後、製
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が5日発表した6月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で97.9(暫定値)となり、前月を0.4%上回った。増加は2カ月ぶり。同指数はロシアのウクライナ侵
ドイツの医師、医療機関、公的健康保険の代表で構成される連邦共同委員会(G-BA)は4日、風邪など軽度の呼吸器系疾患の場合は医師が電話診察だけで「労働不能証明書(ゲルベシャイン)」を発行できる臨時ルールの再導入を決めた。新
独ヘッセン・チューリンゲン州立銀行(Helaba)は4日、ロシアのウクライナ侵攻を受けてモスクワの駐在員事務所を閉鎖していることを明らかにした。再開する考えはないとしている。ロシア事業の直接的なリスク額は3,000万ユー
現代自動車は2日、燃料電池トラック「エクシエント フューエルセル」をドイツに輸出すると発表した。同モデルを独向けに出荷するのは初めて。欧州最大のトラック市場である同国に投入することで販売に弾みをつける考えだ。 物流、製造
エネルギー大手の独ユニパーがライン水系の石炭火力発電所で発電量を抑制し始めた。水位が低下し、石炭の輸送が難しくなっているためだ。フランスでも水温上昇を受け原子力発電が抑制されており、猛暑の影響は農作物の被害や火災、取水制
化学大手の独ランクセスは4日、原料などの調達と自社製品の販売に伴い発生する「スコープ3」レベルの温室効果ガス排出量を2050年までにゼロへと引き下げる目標を打ち出した。自社の活動で直接発生する「スコープ1」と、外部から購
航空大手の独ルフトハンザは4日の決算発表で従業員数の大幅拡大方針を表明した。コロナ禍で大規模な人員削減を実施した結果、旅客需要の回復に対応できず、欠航や運休など大きな支障が出ていることを受けた措置。今後1年半で約1万人を
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が4日発表した6月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で105.7(暫定値)となり、前月を0.4%下回った。減少は5カ月連続。5月の数値は当初、前月
独政府・与党は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための新たな措置で合意した。秋の到来で気温が下がり感染者数が大幅に増えると、医療ひっ迫のリスクが高まることから、そうした事態を回避できるようにする狙い。当該法案を
ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した7月の乗用車新車登録台数は20万5,911台となり、前年同月を12.9%下回った。2ケタ減は5カ月連続。半導体不足による生産低迷がこれまでに引き続き響いた格好だ。ロシアのウクライナ
ドイツ連邦統計局が3日発表した6月の輸出高は営業日数・季節調整ベースで1,343億ユーロとなり、前月を4.5%上回った。増加は3カ月連続。原材料やエネルギー価格の高騰を受けて輸出物価が上昇していることが大きい。物価を加味
労働力不足で業務に支障が出ている企業が7月はドイツ全体の49.7%に達し、調査を開始した2009年以降の最高を更新したことが、Ifo経済研究所の2日の発表で分かった。4月に記録したこれまでの最高(43.6%)を6ポイント
ドイツで天然ガス発電を100%停止することはできないもようだ。ロシア産ガスの供給が大幅に削減されたことを受け同国では国内供給を維持するため発電での使用を全面停止するよう求める声が出ているが、経済・気候省は1日付の文書で不
農業化学大手の独バイエルは1日、米農業テック、カバークレス(CCI)への出資比率を65%に拡大し、子会社化することで合意したと発表した。CCIが開発中の技術は農業の脱炭素化、窒素肥料の投入削減のほか、農家の収入増につなが
化学大手の独コベストロは2日の決算発表で2022年12月期の営業利益(EBITDA)見通しを引き下げた。原料価格の高騰と世界経済の減速を踏まえたもので、従来予測の「20億~25億ユーロ」から「17億~22億ユーロ」へと下
ドイツ国内の醸造所ないし倉庫から出荷されたビールの量が今年上半期は約43億リットルとなり、前年同月を3.8%上回ったことが、連邦統計局の発表で分かった。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策がほぼ廃止されたことから、飲
ドイツ連邦統計局が1日発表した6月の小売売上指数(営業日数・季節調整値)は物価調整後の実質で前月比8.8%減(暫定値)となり、統計を開始した1994年以降で最大の下げ幅を記録した。インフレ高進と、それに伴う消費者の支出抑
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した同国の6月の機械新規受注高は前年同月を実質9%下回った。減少は2カ月ぶり。サプライチェーンひっ迫のほか、ウクライナ戦争に伴う受注のキャンセルが響いた。 国内受注が11%、国外が
航空大手の独ルフトハンザは1日、石油大手の英シェルから持続可能な航空燃料(SAF)を調達することで基本合意したと発表した。フライトに伴う二酸化炭素(CO2)の排出量を削減する狙い。販売する航空燃料の10%を2030年まで
特殊ガラス大手の独ショットは1日、医薬品包装材事業を法的に分離すると発表した。利益を伴う成長を加速させるとともに、資金調達の選択肢を増やす考え。新会社の新規株式公開(IPO)を視野に入れている。フランク・ハインリヒト最高
独パイロット労組VCは7月31日、ルフトハンザ航空を対象にストライキを実施することの是非を問う組合員投票で圧倒的多数が賛成票を投じたと発表した。これによりVCはいつでもストを決行できるようになった。ただ、労使の溝を可能な
ドイツ連邦統計局が29日発表した2022年第2四半期の国内総生産(GDP)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月と同水準にとどまった。コロナ禍、サプライチェーンのひっ迫、物価高騰、ロシアのウクライナ侵攻が響いた格好。外
ドイツ連邦統計局が29日発表した6月の輸入物価指数は前年同月比29.9%増となり、これまでに引き続き大きく上昇したものの、上げ幅は2カ月連続で縮小した。直近のピークである4月は31.7%に上っていた。最上流に位置する輸入
ドイツ連邦雇用庁(BA)が29日発表した7月の失業者数は247万人となり、前月を10万7,000人上回った。季節要因のほか、ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナからの難民の多くが求職活動を開始し失業者として登録されたこ
アイルランドに本社を置く独米系工業ガス・プラント大手のリンデは28日発表の2022年4-6月期決算で9億9,300万ドルの特別損失を計上した。ロシア子会社の減損処理と連結除外で特損が膨らんだ。 ロシアのウクライナ進攻を受
今年上半期に少なくとも1度、病気休業した就労者の割合は前年同期の4.35%から5.70%へと上昇し、統計を開始した2011年以降の最高を更新したことが、企業別健康保険組合(BKK)の頂点団体BKKダッハフェアバントの調査
ドイツ連邦統計局が28日発表した7月の消費者物価指数(暫定値)は前年同月比7.5%増と大幅に上昇したものの、上げ幅は2カ月連続で縮小した。物価高騰の直撃を受ける消費者向けの負担軽減策が奏功した格好。インフレ率が今後も低下
ロシア産天然ガスの供給削減を受けて膨らんでいる輸入会社の調達コストが川下に転嫁されると、一般世帯の負担額は大幅に膨らむ可能性がある。ショルツ首相は先ごろ、年負担の増加額が最大300ユーロにとどまるとの見方を示したが、これ
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が28日発表した2022年4-6月期決算の営業利益(特別費計上前)は47億3,500万ユーロとなり、前年同期を27.7%下回った。半導体不足とサプライチェーンのひっ迫、コスト上昇が
エネルギー大手の独RWEは27日、2022年12月期の利益見通しを大幅に引き上げた。エネルギー取引事業が予想外に好調なほか、電力料金が値上がりしたことが大きい。同社は競合ユニパーと異なりロシアから天然ガスを調達していない
独スーパー大手レーベは7月27日、チラシ広告を全面廃止すると発表した。大量のチラシの作製は環境・気候に悪影響をもたらすことから、来年7月以降、印刷と配布を止める。独小売大手ではホームセンターのオビが6月に全廃したが、スー
高級車大手の独メルセデスベンツは27日、2022年12月期の業績予測を引き上げた。上半期決算が好調だったためで、売上高を従来予測の前期を「やや上回る」から「大幅に上回る」へと上方修正。営業利益(EBIT)も「前期並み」か
化学大手の独BASFは7月27日、2022年12月期の業績見通しを引き上げた。上半期決算が好調だったためで、売上高を従来予測の「740億~770億ユーロ」から「860億~890億ユーロ」へと上方修正。営業利益(EBIT、
市場調査大手GfKが27日発表したドイツ消費者信頼感指数の8月向け予測値は7月の確定値(-27.7ポイント)を2.9ポイント下回るマイナス30.6ポイントとなり、1991年の調査開始後の最低を2カ月連続で更新した。インフ
ドイツ経済・気候省は26日、電動車向けの国の補助金を来年から縮小すると発表した。与党合意に基づく措置で、電気自動車(BEV)と燃料電池車(FCV)で支給額を引き下げ、プラグインハイブリッド車(PHV)では補助金を廃止する
ドイツ政府は国内の5G通信インフラから中国メーカー華為技術の製品を排除できるようにする考えだ。内務省の情報として経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が25日付で報じた。 中国の通信設備メーカーは5G分野で先行しているもの
Ifo経済研究所が26日発表した7月の独製造業輸出期待指数(DI)はマイナス0.5ポイントとなり、前月のプラス3.4ポイントから3.9ポイント低下した。同指数がマイナスの領域に落ち込むのは、ウクライナ戦争勃発直後の3月以
独ティッセンクルップの電解槽子会社ティッセンクルップ・ヌセラは26日、ブラジルの化学大手ユニジェル(Unigel)から水電解槽を受注したと発表した。受注高は1億2,000万ドル。ブラジル初のグリーン水素量産プロジェクトと
独バイオ医薬品企業ビオンテックは26日、提携先の米製薬大手ファイザーと共同で、米国で裁判を起こしたと発表した。両社が共同開発した新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」は自社の特許を侵害しているとして独バイオ企業キュアバ
トラックとバスを燃料電池車に改良する事業を手がける独スタートアップ企業クリーン・ロジスティクスは25日、オランダの小規模車両メーカー、ジナフ(Ginaf)を完全買収すると発表した。車両生産に参入する。 ジナフを最大480