卸売物価の上昇率高止まり、1月は16.2%
ドイツ連邦統計局が11日発表した1月の卸売物価指数は前年同月比16.2%増となり、3カ月連続で16%台の上げ幅を記録した。前年同月を上回るのは12カ月連続。コロナ禍からの世界経済の回復やそれに伴う原材料・部品不足が物価を […]
ドイツ連邦統計局が11日発表した1月の卸売物価指数は前年同月比16.2%増となり、3カ月連続で16%台の上げ幅を記録した。前年同月を上回るのは12カ月連続。コロナ禍からの世界経済の回復やそれに伴う原材料・部品不足が物価を […]
化学大手の独ヘンケルは11日、独スタートアップ企業PEMモーションと次世代車載電池の研究・開発で戦略パートナーシップを締結したと発表した。安全で持続可能な電池材料の実現を目指す。具体的には熱伝導性が低いとともに、修理・リ
化学大手の独BASFは11日、独貴金属大手ヘレウスと中国に合弁会社を設立することで合意したと発表した。自動車の使用済み触媒から白金族金属(PGM)をリサイクル。自動車、化学、電機、グリーン水素産業向けの新製品を製造する。
高級車大手のBMWは11日、華晨中国汽車(ブリリアンス)との現地合弁会社、BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)への出資比率引き上げ計画が同日付で現地当局から承認されたと発表した。これにより出資比率は従来の50%
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が11日発表した1月のグループ新車販売台数は69万9,500台となり、前年同月を15.2%下回った。減少は7カ月連続。半導体不足に伴う生産低迷で大幅な販売減が続いている。 すべての
ドイツ経済・気候省10日、環境省、農業省との間で農地でのソーラー発電を促進することで合意した。国内発電に占める再生可能エネルギーの割合を2030年までに現在の42%から80%に引き上げる政策目標を実現するための措置。今春
ドイツ連邦統計局は10日、建材の多くの分野で昨年は生産者価格の上昇率が統計を開始した1949年以降の最高を更新したことを明らかにした。原材料不足、物流のひっ迫、国内外の需要拡大が響いたとしている。 上げ幅が最も大きかった
バイオ医薬品開発の独キュアヴァクは10日、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同で伝令RNA(mRNA)技術を用いたインフルエンザワクチンの治験を開始したと発表した。mRNAベースの感染症用ワクチンを共同開発
コスメティック用品小売大手の独ダグラスは10日、オンライン薬局を運営する蘭ディサポ・デーエー・アポテーケ(disapo.de. Apotheke)を買収すると発表した。オンライン薬局事業に参入するとともに、ネット通販の相
電機大手の独シーメンスは9日、物流機器子会社シーメンス・ロジスティクスの郵便・小包自動化システム事業を独機械大手ケルバーに売却することで合意したと発表した。事業整理の一環。取引価格は11億5,000万ユーロ。年内の売却手
電機大手の独シーメンスは9日、電動車用駆動系部品製造の合弁会社ヴァレオ・シーメンス・eオートモティブ(VSeA)の持分50%を共同出資者の仏ヴァレオに売却し資本撤退すると発表した。非中核事業の整理方針に基づく措置。7月の
化学大手の独ヘンケルは9日、資生堂からアジア太平洋地域のヘアサロン向け事業を買収することで合意したと発表した。事業ポートフォリオを拡充するとともに、急成長するアジア太平洋市場で主要なプレイヤーとなることが狙い。買収金額は
ドイツ連邦統計局が9日発表した2021年の輸出高は1兆3,755億ユーロとなり、新型コロナ危機1年目の前年を14.0%上回った。19年比でも3.6%増加。輸入高(前年比17.1%増の1兆2,022億ユーロ)も19年比で8
フランクフルト証券取引所を運営するドイチェ・ベルゼは8日、商用車大手ダイムラー・トラックを11日付でMDAXに採用すると発表した。これまでMDAXに採用されていた不動産大手アルストリア・オフィス・リートが買収され、浮動株
化学大手の独ヘンケルは8日、2021年の最優秀サプライヤー5社を表彰したと発表した。高砂香料工業はサステナビリティ大賞を受賞している。 高砂香料はスイス香料大手フィルメニッヒとともに洗剤部門のサステナビリティ大賞を受賞し
自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は8日、ドイツ本国の従業員にコロナ一時金を支給することで従業員代表と合意したと発表した。感染リスクのあるなかで勤務したり、子供の世話を焼きながら在宅勤務するなど難しい状況下で業務を行
ドイツの最大野党キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)が新型コロナウイルスワクチンの接種を介護・医療関係者に義務化することに反対の姿勢を示している。同義務導入の法案を昨年12月に議会で決議した時点では賛成票を投じてい
独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した同国電機業界の2021年の売上高は前年比9.7%増の1,995億ユーロとなり、過去最高を更新した。原材料・部品不足などの問題はあるものの、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行で
Ifo経済研究所は7日、今年のインフレ率(消費者物価の上昇率)予測を12月の3.3%から4.0%へと大幅に引き上げた。景況感調査で値上げを計画する企業が高水準に達していることを踏まえたもの。調査担当者は燃料費や原料調達コ
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した2021年12月の鉱工業生産指数(2015年=100、暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.3%下回った。減少は3カ月ぶり。建設業が7.3%落ち込んで全体を強
化学大手の独BASFは7日、100%炭素中立のイソシアネートを初めて市場投入すると発表した。自社と顧客企業の二酸化炭素(CO2)排出削減につなげる考え。第2四半期(4~6月)から引き渡しを開始する。 「ルプラナートZER
ドイツ鉄道(DB)の貨物輸送子会社DBカーゴは7日、独北部のブレーメンで自動車物流センター(ALC)の開所式を行った。ALCの設置場所は高級乗用車大手メルセデスベンツの完成車工場の隣接地。DBカーゴは同工場で生産される電
独ロベルト・コッホ研究所(RKI)が4日発表した新型コロナウイルスの前日の新規感染者数は24万8,838人となり、3日連続で過去最高を記録した。感染力の極めて高い変異株オミクロンが主流となったことで増加に歯止めがかからな
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための「2Gルール」を小売店に適用する措置を停止する州が増えてきた。新型コロナワクチンの非接種者が入店できなくなるうえ、小売店も売り上げが減少するというデメリットを正当化するだけの感染防
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が4日発表した2021年12月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で112.5(暫定値)となり、前月を2.8%上回った。11月の同3.6%増に引き続
独ロベルト・コッホ研究所(RKI)の予防接種常任委員会(STIKO)は3日、米バイオ医薬品会社ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンの使用勧告方針を発表した。欧州連合(EU)の欧州委員会は同ワクチンを12月に承
ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した1月の乗用車新車登録台数は18万4,112台となり、前年同月を8.5%上回った。増加は7カ月ぶり。比較対象の2021年1月は新型コロナウイルスの感染拡大防止策の一環でディーラーの実
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の2021年の新規受注高は前年比で実質32%増と大幅に拡大した。増加は3年ぶり。受注が好調だった2018年に比べて7%高い水準で、20年春以降の新型コロナ危機で落ち込んだ
独カナダ系の資源会社ロック・テック・リチウムは2日、車載電池材料の新工場建設をエンジニアリング大手の独ビルフィンガーに一括委託することで基本合意したと発表した。ビルフィンガーはロック・テックがドイツ東部のブランデンブルク
独政府与党は低所得層に今年、暖房費支援の一時金を支給する意向だ。エネルギー価格の高騰を受けた措置。政府は2日の閣議で暖房費補助金法案の起草支援を決議しており、与党3党は同支援をもとに法案を作成し、連邦議会(下院)に提出す
小売業で品不足が緩和してきたもようだ。Ifo経済研究所のアンケート調査によると、発注した商品の入荷が遅れているとの回答は1月に57.1%となり、前月の81.6%から約25ポイント低下した。入荷状況は依然して厳しいものの、
台湾半導体ウエハー大手の環球晶円(グローバルウェーハズ)による独同業シルトロニックの買収が失敗した。ドイツ経済省が貿易法上の審査を期限の1月末までに完了しなかったためだ。DXや脱炭素の実現に向け半導体産業の重要性が高まっ
高級車大手の独ダイムラーは1日付で社名をメルセデスベンツ・グループへと改めた。商用車部門の分離・上場に伴う措置で、金融・移動サービス子会社もダイムラー・モビリティからメルセデスベンツ・モビリティへと変更された。 ダイムラ
ドイツ連邦雇用庁(BA)が1日発表した1月の失業者数は246万2,000人となり、前月を13万3,000人上回った。冬季で屋外労働需要が減ったことや、クリスマス商戦で一時的に増えていた小売店の店員が減少したことが背景にあ
ドイツ連邦統計局が31日発表した1月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比で4.9%上昇した。上げ幅は1992年6月以来の高水準となった前月(5.3%)を下回ったものの、水準自体は依然とし極めて高く、エコノミストの事前予
化学大手の独ランクセスは31日、持続可能な防腐剤の分野でイタリア企業マトリカと協業すると発表した。植物油に由来する生分解性の原料をマトリカから調達して、洗剤や塗料、染料向けの防腐剤に加工する。拡大する需要を取り込む狙いだ
ドイツ連邦統計局が31日発表した国内主要23空港の2021年の利用者数は7,355万人となり、前年を27.3%上回った。コロナ禍1年目の前年は同74.5%も落ち込んでおり、それに比べると需要が回復した。過去最高となったコ
ドイツ連邦統計局は31日、中国との貿易総額(輸出高と輸入高の合計)が昨年は1~11月だけで前年同期比14.7%増の2,223億ユーロとなり、前年通期を上回ったと発表した。同国は2016年から6年連続で最大の貿易相手国にな
ドイツ連邦統計局が28日発表した2021年第4四半期(10~12月)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期を0.7%下回った。マイナス成長は第1四半期(1~3月)以来で3四半期ぶり。新型コロナ
ドイツ連邦統計局は28日、英国向けの輸出高が2021年は654億ユーロ(暫定値)となり、前年を2.5%下回ったと発表した。英国の欧州連合(EU)離脱は貿易のマイナス要因となっており、20年も前年比で15.3%落ち込んだ。
ドイツのカール・ラウターバッハ保健相は28日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための規制を早ければ2月にも緩和する可能性を明らかにした。感染力が極めて高いオミクロン株の拡大局面にある現時点での緩和には反
独薬局団体全国連合(ABDA)は28日、新型コロナウイルスワクチンの接種を全国各地の薬局で開始すると発表した。ワクチン接種の加速を狙った国と州の政策に基づく措置。希望者は2月8日から薬局で接種を受けられるようになる。 国
化学大手の独ヘンケルは28日、消費財事業の再編方針を打ち出した。業績低迷を受けたもので、洗剤事業とボディケア用品事業を新設の「コンシューマー・ブランズ」事業へと統合。収益力の高いブランドに経営資源を絞り込んでコストを削減
高級車大手の独BMWが電動車「i3」の生産を7月までに終了する。販売不振を受けた措置。英『オートカー』誌が報じ、同社が追認した。 i3はBMW初の電動車で、2013年9月に販売が開始された。電気自動車(BEV)とプラグイ
市場調査大手GfKが27日発表したドイツ消費者信頼感指数の2月向け予測値はマイナス6.7ポイントとなり、1月の確定値(-6.9ポイント)を0.2ポイント上回った。同指数の改善は3カ月ぶり。高水準に達しているインフレ率が1
独ダイムラーの乗用車子会社メルセデスベンツは26日、台湾の輝能科技(プロロジウムテクノロジー=PLG)と電動車用の次世代全固体電池を共同開発することで合意したと発表した。最先端の電池を自社モデルに速やかに取り入れ、競争で
独銀最大手のドイツ銀行が27日発表した2021年12月期決算の税引き前利益は33億9,000万ユーロとなり、前期(10億2,100万ユーロ)の3.3倍に拡大した。18年に就任したゼーヴィング頭取の下で進めてきた抜本的な改
経営資源管理ソフト大手の独SAPは26日、運転資本管理ソリューション分野の米フィンテック、タウリアを買収すると発表した。財務ソリューションを強化する狙い。取引金額は公表していないものの、ルカ・ムチッチ最高財務責任者(CF
Ifo経済研究所が26日発表した1月の独製造業輸出期待指数(DI)は前月を4.5ポイント上回る17.4ポイントとなり、昨年9月以来4か月ぶりの高水準に達した。同指数の改善は2カ月ぶり。繊維・衣料品、印刷、食品を除くすべて
ドイツ政府の経済安定化基金(WSF)は25日、コロナ禍で経営が悪化しているデパート大手ガレリア・カールシュタット・カウフホーフ(GKK)への支援を決定した。WSFによるGKK支援は昨年に次いで2度目。GKKは新型コロナウ